
物理キーからの解放。外出を楽に、便利に

一般家庭へのWi-Fiの普及、スマートフォンにBluetooth®がほぼ必ず実装されるようになっていることを背景に、自宅にホームオートメーションを導入、IoT化する需要が年々増えています。IoT化は電子錠の開閉に限らず、照明の調光、カーテンの開閉や給湯のオンオフなども可能にします。スマートフォン以外にも、AIスピーカーやタイマーと連動させることでより簡単に操作。自身のライフスタイルに合わせて、より便利にカスタマイズすることが可能です。

どのくらい電池はもつのか?
電子錠を代表とするホームオートメーションに対応した製品が、住宅やオフィスに予め備わっているということはまだ珍しく、後から自分で取り付ける場合がほとんどです。そのため、製品も電池駆動のものが主流となっております。しかしながら導入により便利になる一方、電池がなくなることや電池の持ち日数に対する懸念が出てきます。
電池交換の頻度の多さはユーザーの負荷増加に直結するため、どれくらいの頻度で交換が必要かを把握することは、重要なポイントになります。
低消費電力モジュールで電池寿命をより長く

低省電力設計と消費電流値の把握
加賀FEIの無線モジュールはBluetooth Low Energy無線を採用し消費電力を低く抑え、電池交換の頻度を大幅に低減したことで、電子錠に採用されています。
消費電流を低くするための設計のほかに、適切な頻度で間欠動作するシステム設計や電流測定シミュレーションツールの活用等が一役買っています。
次のページでは、モジュールの消費電力についてご紹介しています。
無線モジュールを使ったソリューション例
※Bluetooth®ワードマークとロゴは、Bluetooth SIG,Inc.が所有しており、ライセンスに基づき加賀FEI株式会社が使用しています。