オートバイにおける音声認識の最新動向と可能性

二輪・車載分野で進む音声認識の高度化

近年、二輪(オートバイ)や車載分野において、音声認識技術の活用が急速に進んでいます。背景にあるのは、ライダー・ドライバーの安全性向上や、走行中でも直感的に操作できるユーザーインターフェースへのニーズの高まりです。
特にオートバイクでは、走行中の視線移動や物理スイッチ操作がリスクにつながるため、ハンズフリー操作を実現する音声認識が注目されています。車載分野で培われたAI音声技術が、二輪向けにも展開が期待されています。

騒音下で成立させる音声認識という壁

しかし、オートバイ特有の課題も存在します。エンジン音や風切り音といった走行中の騒音下では、一般的な音声認識では誤認識が起こりやすく、実用性の確保が難しいとされてきました。

二輪・車載向け音声認識では、
・騒音下でも人の声だけを正確に拾えること
・低遅延でレスポンス良く動作すること
・実際の走行環境に耐えうる安定性
が不可欠です。これらを満たせなければ、技術としては成立しても、実運用には耐えることができません。

IntelliGoで実現する騒音下における音声認識

intelliGo社は、AIを活用したノイズリダクションICや音声認識を提供する音声ソリューションのリーディングカンパニーです。 5億件以上の音声データを学習したAIが人の声を高精度で抽出し、MediaTekグループの一員として信頼性の高い製品を提供しています。

IntelliGoの音声認識機能は、大規模学習データを用いたAI処理と、ノイズリダクション/エコーキャンセリング技術を組み合わせることで、騒音下でも高い認識精度を実現します。
・二輪・車載環境を想定したノイズ耐性
・自然対話に近い音声操作
・API/SDKによる高い組み込み柔軟性
といった特長により、オートバイのみならず、車載機器や産業用途への展開も視野に入れた音声認識ソリューションとして活用が可能です。

バイクデモで検証する“使える”音声認識

加賀FEIでは、IntelliGoの音声認識機能を組み込んだバイクデモを構築しました。
さらに、CarPlay / Android Autoとメータクラスタを合成表示し、ライダーにシームレスな情報体験を提供します。メータクラスタはCANDERA CGI Studioによる3Dグラフィックスで描画され、スピードや回転数などの情報をリッチで直感的なビジュアルで表現。視認性とデザイン性を両立します。

また、スマートキーやKey fobにも対応し、キー操作の煩わしさも解消。スマートなロック・アンロックで利便性と安全性を強化します。

デモで体験できるポイント

音声による車両制御

IntelliGoのエッジ音声認識を使って、ハンドル操作を減らし、音声で車両機能をスマートにコントロール。

一体型ディスプレイの操作感

CarPlay / Android Autoとメータクラスタを合成表示し、ナビ・音楽・走行情報を一枚のディスプレイで確認できます。

リッチな3Dメータ表示

CANDERA CGI Studioによる高精細な3Dグラフィックスで、スピードや回転数などの情報をリアルに体感。

スマートキー体験

スマートキーやKey fobで、キー操作なしのロック・アンロックを実際に試せます。

展示会出展のお知らせ

加賀FEIは、東京ビッグサイトで1月21日から23日まで開催される「オートモーティブワールド 2026」に出展します。

会場では、本コラムでご紹介したIntelliGoの音声認識機能を搭載したバイクデモを通じて、音声操作による車両制御を実際にご体感いただけます。さらに、Carplayとメータクラスタの合成による一体型ディスプレイ、CGI Studioによるリッチな3Dグラフィックス、そしてスマートキーやKey fob対応によるスマートな操作性もご覧いただけます。

音声認識の導入をご検討中の方、二輪・車載・産業機器への先進UI/UXやスマート機能の応用にご興味をお持ちの方は、ぜひ弊社ブースへお立ち寄りください。

<<オートモーティブワールド2026 出展について>>
https://www.kagafei.com/jp/news/20260121.html

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