 
          学生時代は生命科学を専攻していました。生命現象、特に人体における遺伝子の発現や細胞の機能にはいまだ解明されていないことが多く、その謎を解き明かすことに貢献する研究に携わりたいと考えたからです。学部3年次より研究室に所属し、特定の遺伝子によるがんの抑制機構の解明に取り組みました。研究では10種類のがん細胞を培養し、それぞれの状態に合わせて適切なスケジュール管理を行いました。研究活動以前は、学業・サークル活動・アルバイトに明け暮れ、時間と体力を最大限に活用し、ほぼ休みがない日々を送っていました。
就職活動を始めた当初は専攻していた生命科学の知識を活かせる分野として、製薬・食品・化粧品メーカーなどの研究職を志望していました。幅広い業界を検討するなかで情報系企業に触れる機会があり、知識や経験がないながらも加賀FEIの営業職に挑戦しました。面接では「技術職の方が向いている」という評価をいただき、当初の自己分析では気づけなかった新たな可能性に気づかされました。二次面接では技術職に希望職種を切り替えてもらって選考に臨み、最終的に内定を得て入社に至りました。
現在はネットワークインテグレーション業務に携わっており、これまでの知識や経験を活かして、お客様に更にご満足いただけるサービスを提供できるよう努めています。具体的には、お客様の課題を的確に把握し、最適なネットワーク環境の構築や運用を支援することで、お客様のビジネス成長に貢献しています。また、以前はソフトウェア開発に携わっていた経験を活かし、新たなソフトウェア開発にも積極的に挑戦し、更なるスキルアップを目指しています。今後はネットワークインテグレーションとソフトウェア開発の両方で、お客様にベストなサービスを提供できるエンジニアへ成長したいと考えています。
業務内容:受託開発におけるソフトウェアの一部機能の開発および機能試験などを担当。
業務内容:ソフトウェアのオフショア開発のマネジメントを担当。
業務内容:ネットワークインテグレーション業務にて、アクセスポイント機器のテクニカルサポートを担当。また、導入前の設計から導入後のネットワークコンサルタント・サポートなどの幅広い業務に取り組む。
 
          大学では工学部の材料科学総合学科を専攻していました。私は高校時代に数学・物理が得意だった典型的な理系タイプ。そこで得意分野をもとに進路を選択しました。材料科学は世間一般的にはあまりなじみがないジャンルかもしれませんが、文字どおり、金属・半導体をはじめとした世の中のあらゆる材料を取り扱う分野です。無限の可能性を秘めた分野のなかで、自分の好きなことを見つけたいという思いがありました。大学院では金属材料の製錬をテーマとする研究室に所属していました。
新卒時の就職活動では素材製造業界を中心に企業を見ていましたが、専門分野にとらわれずほかの業界にも視野を広げたいという思いがあり、プラント業界や環境業界についても調べていました。結果的に学生時代の専攻と関わりの近い金属材料メーカーに就職しました。その5年後、やはり新しい分野にも挑戦したいという思いが湧き起こり、転職活動を開始。さまざまな企業を調べるなかで加賀FEIと出合いました。専門商社でありながら、さらに付加価値をつける目的で社内に技術開発部門を設けていることを知ったんです。キャリア面談を通じて、社員ひとりの意思を重んじてチャレンジさせてもらえる職場だと感じ、入社を決意しました。
さまざまな専門分野に精通した技術者となり、多角的な視点でお客様に製品を提案することで会社に貢献したいと考えています。専門性を高めることももちろん大切ですが、お客様の要求を満たすためには多分野の知識を掛け合わせて解決する必要がある場面も多いです。お客様との距離が近いため、理系職のなかでもニーズの変化を肌で感じ取りやすい良い環境だと思います。ユニークな経験や能力を複数持ち合わせることで、レアな存在になりたいと考えています。
業務内容:エレベーターとメンテナンス用端末の無線通信を行うための中継機器の開発や、公共施設に設置する人感センサー開発の支援
 
          高校生の頃から物理や数学が得意だったことと、PCやデジタルガジェットに興味があったことから、大学は電気電子情報工学科を選択しました。研究室ではネットワーク通信の物理レイヤーの研究を行っていました。現在の仕事で必要な知識や測定機器の使用方法は学生時代に身につけたものもあります。授業でソフトウェアの実装も行いましたが、個人的にはものを扱っている時の方が楽しかったので、ハードウェアかソフトウェアで言うならハードウェアの道に進みたいと考えていました。
家電メーカーを主体に就職活動を行っていました。いろいろな説明会を回るうちに同じ業界でも説明会の雰囲気は会社によって異なることが分かり、興味を惹かれたうちの一つが富士通グループでした。その富士通グループ各社が参加する説明会のなかで、加賀FEI(当時:富士通エレクトロニクス)は社内で基板・ソフトウェア・ICチップの設計を一社通貫で手がけているところに惹かれて選考を受けました。実は選考に進んだ企業はあまり多くはありませんでしたが、そのなかでも面接の雰囲気や人事の方の対応が良いと感じたことで入社を決めました。
太陽誘電社より無線モジュール事業の譲渡を受けてからは、社内でも特に無線を扱う開発が増えていることもあり、これまでまったく触れてこなかった「無線通信」の世界にチャレンジしている最中です。基板上のデジタル回路とは必要とする知識・スキルが異なるため四苦八苦していますが、新たな分野に触れることはとても楽しいです。例えば生成AIにしても自動運転にしても、それらソフトウェアの動く土台となる「ハードウェア」の最先端を追いかけながら開発をしていきたいと考えています。
業務内容:富士通製や社内製のASIC・CPU・マイコンのデモ用基板や、評価用の基板などの設計開発。また、プリンターメーカー様やカメラメーカー様向けASICの論理設計開発。
業務内容:官公庁向け監視システムの設計開発。
業務内容:医療機器メーカー様や車両機器メーカー様向けの製品基板設計開発。また、Bluetoothやミリ波レーダー等の無線搭載製品設計開発。
 
          大学時代は広帯域アンテナの研究を行っていました。アンテナを専攻した理由は、大学で無線通信についての講義があり、そのなかで電波やアンテナに関する内容がおもしろくて興味を持ったからです。アンテナの研究では設計(解析)→アンテナ製作→測定を繰り返し行いました。アンテナの測定は「電波暗室」という特殊な設備での作業となり、測定に時間が掛かるため1日中部屋に籠りきりで作業することも多かったです。
卒業後は学生時代に学んだことを生かすため、無線通信機器のメーカーに就職しました。そこではアンテナ以外にも大電力系などのさまざまなマイクロ波機器の設計・製作に携わってきました。その後、これまでの経験を活かしながら新しい業界・分野に挑戦したいと考えて加賀FEIに入社。当社ではこれまで経験したことがない分野にチャレンジしています。今は顕微鏡で確認するほどの超小型アンテナの設計や測定・評価に携わっており、ものづくりのおもしろさを改めて実感する日々です。
まずは、より小型で高性能なアンテナの開発を進めていきたいと考えています。アンテナは単純なように見えて、実は非常に奥の深い電気部品。さまざまな特徴を持つアンテナのパフォーマンスを最大限に発揮できるよう、これまでに培った知識・経験や新しいひらめきを活かして設計開発に取り組んでいきたいです。また、アンテナ以外にも回路設計や電波法認証等、モジュールに関する幅広い知識も身につけていきたいと考えています。
業務内容:モジュールアンテナの設計開発、評価を担当するほか、 お客様の基板に実装されたモジュールアンテナの測定サービスを担当。
 
          学生時代は以前から興味があった電子工学を専攻し、 絶縁体を利用したマイクロマシンのマクロモデル製作や、電荷を埋め込んだ絶縁体である「エレクトレット」がスリット状の電極上を平行移動するモデルの製作などを研究テーマとしていました。研究以外にもサークル活動に取り組んでいて、夏場はテニス、冬場はスキーなどのスポーツをしていました。
エレクトロニクス業界を中心に就職活動を行っていました。新卒から10年間在籍していた会社では、Bluetoothプロトコルスタックの開発を行っていました。この分野は市場的な伸びも予測されましたが、残念ながら前社では同事業から撤退することに。そんな当時、Bluetooth関連の委員会を通して加賀FEI(当時:富士通デバイス)と出合い、Bluetooth事業に力を入れていたことやそれに関連した人材募集を行っていることを知ったんです。これまでのキャリアを活かせると考えて加賀FEIに入社しました。
デバイスの小型化が加速するなか、システムの省電力化設計が重要と捉えています。そこには低レイヤー開発案件に数多く携わってきた私だからこそ活かせる技術があると考えているので、効率化設計を極めていきたいです。また、今後はデータを無線で通信するだけでなく、五感感情を無線で伝える「ワイヤレス臨場感通信」のような技術にも取り組んでいきたいと考えています。
業務内容:Bluetoothプロトコルスタック組込、API設計・実装・評価。
特小無線を使用した火災警報器の試作ソフト設計・実装・評価。
グループ会社製SoC向けドライバ・ミドルウェア設計・実装・評価。
業務内容:大連への委託開発管理、グループ会社製MCU向けソリューション制作・デモ開発。
業務内容:家電向けファームアップデート用ソフト設計・実装・評価、USBドライバ・クラス改版設計・実装・評価。セキュリティ機器向けソフト設計・実装・評価、カメラ向けソフト開発管理(大連へ開発委託)。エアコン室内機移植設計・実装・評価、車載MCU向けCGI Studio組込ソフト設計・実装・評価。MODアプリのカメラ組込試作開発、USBドライバ組込設計・実装・評価、車載メータ向けソフト設計・実装・評価。
医療機器向けUSBドライバ改版設計・実装・評価、猫システムトイレ向けBLE組込ソフト設計・実装・評価、車載向けヘッドランプフィージビリティ設計・実装。
車載向けSoCへのUSBドライバ設計・開発・評価、USBソフトノイズ対策フェールセーフ対策の実装・検証、ファームアップデート用ソフト設計・実装・評価。
通信ドライバ設計・実装、ラズパイ&制御PCソフト設計・実装・評価、IC切替対応ソフト開発管理 (グループ会社へ開発委託)。
業務内容:インターホン向けソフト設計・実装、医療機器向け光源モジュールソフト設計・実装・評価、HEMS機器向けソフト開発管理 (グループ会社へ開発委託) ・評価結果フィードバック実装・評価。医療機器向け光源モジュールソフト設計・実装・評価、HEMS機器向けソフト開発管理 (他社へ開発委託)、空調制御向けソフト設計・実装・評価。
 
          学生時代の専攻は電気電子工学です。受験当時は自分のやりたいことや将来をほとんど想像できなかったため、当時理系の中でも就職率が高かった電気電子を選びました。学部4年から大学院卒業までは、水中音響通信についての研究をしていました。選択した理由は、電気電子系には珍しく港湾や湖などでのフィールド実験の機会が多く、机上のみではない研究ができることに魅力を感じたからです。さまざまな場所で実験を行い、その結果を学会で報告する機会を何度もいただきました。実験は体力仕事ですし、学会準備も大変でしたが、とても良い経験をさせてもらいました。
電気電子系の専攻だったので漠然と半導体系のメーカーに就職することを考えていました。加賀FEIを知ったのは、就職支援サイトでレコメンドに上がっていたことがきっかけ。会社説明会に参加したところ、リクルーターの先輩社員から「Ontenna」に携わる仕事のお話を聞き、音を信号に変える処理部分が自身の研究と関連していたので興味を抱きました。また、技術系商社としてさまざまな製品の開発に携われるところも魅力的で。自分の研究で得た知識を活かせる可能性があることと、さまざまな技術に携われる可能性があることから、加賀FEIに入社を決めました。
現在は組込み開発をベースとして、スマホアプリやクラウドを含めたシステム開発に携っています。今後はより一層の知識・経験を積み、お客様に対してシステム全体のベストな姿を提案・開発できるようになりたいです。特にエンドユーザーの視点に立ち、ユーザーが使いやすい・使いたいと思えるシステム提案に力を入れたいです。そのためには、UI/UXの知識も習得する必要があると考えます。また、生成AIの進化は目覚ましく、AIを組み込んだ開発が当たり前になる未来は遠くないと考えます。積極的にAI関連の技術を習得し、AIを活用したシステム開発にもチャレンジしていきたいです。
業務内容:研修期間を経て、システムソリューション部(ハード設計)に配属。量産開発の工場出荷試験立ち上げ工程を担当。
業務内容:ソフトウェアソリューション部に異動し、組込み開発案件のソフト開発リーダーを担当。量産出荷工程まで携わり、開発チームが社内表彰を受賞。スマホアプリ・クラウド開発の開発リーダーを担当。海外パートナーと連携して開発。
業務内容:組込み系PoC開発で、ハード・ソフトをまとめる開発リーダーを担当。ソフト実装も担当。また、車載系のPoC開発で開発リーダーを担当。別部署であるデザインチームと連携し、超短納期で納品。開発チームが社内表彰を受賞。そのほか、2年目で担当したスマホアプリ・クラウド開発の市場投入版を受注。引き続き開発リーダーを担当し、海外パートナーと連携して開発推進中。組込み系試作開発では、描画部分の開発リーダーを担当し、海外パートナーと連携して開発推進中。
 
          高校時代は物理に強い興味を抱いていたことがきっかけで、大学では電気電子工学科を専攻しました。そこで誘導モータの研究に取り組み、実際にその構造や動作原理について深く学びました。研究は難易度が高かったものの、理論と実験を繰り返すことで問題解決力が養われたと感じます。また、勉強だけでなく、運動系の部活動にも積極的に参加。チームワークや体力づくりを大切にし、学外でも充実した生活を送ることができました。大学時代は学業と趣味の両立を目指し、多くの経験を積んだ貴重な時間でした。
大学で学んだ電気回路の知識を活かし、ASIC設計の仕事に興味を持ちました。また、無線技術にも強い関心があり、これらの分野で最先端の技術に携わることを目指して就職活動を行いました。特に、時代の先を行く技術の開発に関わり、革新的な製品やサービスを生み出すことで、社会に貢献したいと考えました。そんななかで加賀FEIに入社を決めた理由は、自分の興味のある業界であり、技術的な成長を遂げられると感じたからです。特に、先輩社員から「やりたいことをやらせてもらえる」と聞き、挑戦できる環境が整っていることに魅力を感じました。自分のスキルを活かしながら成長できると確信したことが入社の決め手です。
今後のキャリアプランとして、最新の技術を常に学び、業界のトレンドを追い続けていきます。そのなかで得た知識・技術をチームや周囲のメンバーに積極的に共有し、チーム全体の技術力向上を支えたいです。さらに、開発プロジェクトにおいてはリーダーシップを発揮し、プロジェクトを円滑に進行できればと思います。プロジェクトをまとめることで効率的に成果を上げ、会社の成長に貢献したいと考えています。技術力とマネジメントスキルを兼ね備え、企業の成長に直接貢献できる人材になることを目指し、常に挑戦し続けたいです。
業務内容:自社製品のIPv6プロトコルスタック、BTモジュール用ソフトの設計・評価を担当。また、ネットワークIPの開発担当とプロジェクトの評価リーダーを務める。
業務内容:特小無線ソフト開発において、設計・評価・デモ開発を担当。主にMCU向けアプリの設計を行い、PCソフト使用したデモ環境も構築。
業務内容:自社商材を対象とした受託ソフト開発の設計・実装・評価を担当。また、プロジェクトリーダーとしてチーム管理や商談対応、契約関連なども担当。
業務内容:自社無線モジュール向けのソフト開発チームのプロジェクトリーダーを担当。製品リリースや製品拡販のために必要となるソフト開発を実施。