UI Conductor
組み込み機器 HMI 開発ツール
最新バージョン UI Conductor 1.9.14 アップデート内容
| オーサリングツール機能 | グラフィック機能 |
|---|---|
| • リソースプロパティウィンドウの分離
• キーボードショートカットの拡充 • インスペクタ機能強化 |
• ポストエフェクト機能の強化
• ポストエフェクトシェーダのバイナリ対応 |
オーサリングツール機能
【リソースプロパティウィンドウの分離】
これまで、オブジェクトのプロパティと共用していたリソースのプロパティウィンドウを分離し、リソースウィンドウの下部に配置することにより操作性を向上させました。
オブジェクトのプロパティ(左)と新たに分離されたリソースプロパティウィンドウ(右)
【キーボードショートカットの拡充】
オーサリングツール上のUIの表示/非表示にショートカットキーを割り当てられるようになりました。この機能により必要なUIの表示/非表示をスムーズに切替えられるようになりました。
【インスペクタ機能強化】
インスペクタ機能にAnd/Orによる条件追加が可能になり、検索性を向上させました。また、検索結果をCSVファイルに出力する機能が追加し設計書等の作成に役立ちます。
And/Orによる条件追加(左)とCSV出力機能(右)
グラフィック機能
【ポストエフェクト機能の強化】
ポストエフェクト用の外部入力画像を追加し、2枚の画像を使用できるようになりました。この機能により、これまで2回行っていたポストエフェクトを1度で行えることとなり、パフォーマンスの改善が期待できます。
※ポストエフェクトを使用するためには、OpenGL ESの環境が必要です。
受け渡し画像の増加による省力化
【ポストエフェクトシェーダのバイナリ対応】
ポストエフェクトに使用するシェーダにバイナリシェーダを指定できるようになりました。テキストシェーダのコンパイルをランタイム時に省略できるため、高いパフォーマンスを発揮できます。
※フラグメントシェーダをバイナリ出力できる環境が必要です。
【AnimatedListコンポーネントのループアクション対応】
Scrollerアクションに do-loop プロパティを追加しました。
ScrollerアクションからAnimatedListの終端⇔先頭をループさせることが可能になります。
【DrawScrollBarコンポーネントのThumb最大幅の追加】
DrawScrollBarに maximum-thumb-size プロパティを追加しました。
既存プロパティ minimum-thumb-sizeと組み合わせることで、リストアイテムの個数や高さによらず、固定幅のThumbを実現することが可能になります。